観光施設

とある観光名所とは言えないものの、知る人ぞ知る場所で、ごった返している風景の良い民宿でのこと。

そこの名物料理は「粉もの」であり、原材料は全国から調達したという、こだわりのものなのだそうです。

小麦やそばなどの「粉もの」は、田んぼが少ない地域を中心に、米以上に食べられていました。
石臼が普及する江戸時代以前は、わざわざ粉にするのが大変だったので、粉ものは上流階級の食べ物だったのですが、それ以後は庶民の間でも粉ものが広がり、くず米なども粉にすることで無駄なく食べていたそうです。

粉の種類はたくさんあります。
米粉、小麦粉、そば粉などは需要が多いものです。

ほかには、馬鈴薯のでんぷんである片栗粉、くず粉やわらび粉、トウモロコシ粉もあります。

近年、多く出回っているものは、ミックス粉です。
お好み焼きの粉に、ホットケーキミックス、天ぷら粉など、小麦粉をベースにいろいろな材料がミックスされ、手軽に粉ものが楽しめるようになりました。

先程の民宿は、製粉機械があり、何度も調合に失敗しながら、今の料理に最適な粉を作り出したのだそうです。
どれだけの長い時間が掛ったのか、そこまでは深く話を聞きませんでしたが、絶対に配合は教えないと言ってました。
そりゃそうですよね、極秘事項は当然でしょう。

ただ、レシピを知られても、練り方とかもあるので、心配はしていないとのことでしたが。

»