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私は高い車体の窓から、みわたす限りのさくら並木を見ていた。
起伏のある団地の道が夢のように彩られていた。

突然強い風が吹き、一斉にさくらが散った。
フロントガラスに雨のように刺さる。

いつもの道を左折した。
気づいたときには子供を轢いていた。
私は子供の手を握り、家路へ急ぐところだった。

小さい歩幅で懸命についてくる息子。
一陣の風が吹き二人はさくらに包まれた。

前が見えなくなり、両手で顔を覆った。
その瞬間息子は、流されるようにトラックに連れて行かれた。
こんなストーリーの事故防止ビデオを見たことを思い出しました。

レンタカー予約の時に、突然、思い出したのでイヤな予感がしたのですが、全くの杞憂に終わり、楽しかった旅行もあっと言う間に時間が過ぎてしまうのでした。
楽しい時間は、いつの年齢になっても短く感じるものですね。

今回はレンタカーを借りての移動だったので、乗っているだけの私は非常に楽でした。
運転を任せた友人も運転好きに拍車がかかったのか、全く交代の意思表示を見せないどころか、レンタカーと同型の車種を買い替えると言い出す始末。

一応、ディーラーに勤めている親類の名刺を渡しておいたけれども、あの態度や言動は、ほぼ確実に買い替えるでしょう。
車検も近いようなことを言っていたので、親類にとっては嬉しいことですね。

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