公務員試験

私の地元は、本当に公務員の町でした。
塾や進学校に通うと、大体の生徒の親は公務員で、地元の大学に行ってしまえば、決まったようにほぼ就職先が公務員というほどでした。

そんなわけで、もちろん、うちの親も公務員でした。
そこそこの給料を年齢に応じてもらえ、様々な手当ても付くし、転勤があることを除けば、本当に安定していて、今の世の中なら尚更人気になってもおかしくはない選択だとは思います。

私も、一時は考えました。
といっても、親を超えたかったので、国家公務員の方を目指したのですが…。

しかし、公務員というのは、やはり向き不向きがあると思うんです。

基本的にお役所仕事なので、まず雰囲気が暗い、個人の頑張りがあまり反映されない、能力がなくても役職をもらえてしまう(偏見かもしれませんが)、付き合いが多い、などなど、挙げだしたら切りがないぐらいに、私にとってはマイナス要素ばかりだったんです。

なので、私の選択肢からは外れてしまいました。
安定というのは、逆に言うと伸びしろが無いということです。
給料も自動的に上がっていくシステムは、いつまで続くのかわかりませんし、楽しくない仕事を続ける意味が理解出来ませんでした。

仕事は我慢してやるもの、と言い続けていた親族一同の生活を見ると、自らの偏った思想が招いた結果だと思っています。
そんなのは、閉塞的な人生なんて真っ平御免です。

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