マーケティング

昔も今も、男の子はヒーローが大好き。
お父さんが小さい頃に見ていた戦隊モノの番組が今も毎週日曜日の朝に放映されているので、親子で見ているところも多いようです。

子どもに見せたくないような番組が多い中、戦隊モノは自分も子どものころに見ていたので安心して見せられるという親も多いでしょう。
確かに、今でも同じシリーズで放映されているのですが、実は昔とは中身が全く違っています。

昔の戦隊モノのヒーローといえば弱きをたすけ強きをくじく正義の味方でしたが、今の戦隊モノのヒーローは、口も素行も悪く、仲間同士でケンカしたり戦ったり。

おまけに間に挟まれたCMは全て関連商品。
それを毎週見る子どもたちは、あれが欲しいこれが欲しいとおねだりするようにできています。
子どもの番組ながら、大人の利害が絡んだ背景を垣間見てしまいます。

関連商品は次々と発売され、おもちゃ売り場はヒーローモノのグッズであふれています。
更には、AとBをコラボして使うといった複合ものも販売されており、単体で使うよりも楽しさが倍増する仕掛けもででいるために、親の財布は悲鳴を上げることにもなるわけです。

ここで、何でも買い与えるのではなく、ちょっとの辛抱と代替案を出して、子どもの興味を別の方向へ向けることが大切です。
わがまま放題の子が育つとどうなるか、安易に想像できない親は失格ですね。

ゴールデンウィークのヒーローショー

ついこの前、楽しみにしていたゴールデンウィークも終わってしまった。
蓋を開けてみると、ほとんど何にもしていなかった。
あまりにだらだら暮らしていたので、ゴールデンウィーク残り二日の段階になって、こんなにどこも行かないのはまずい、と思い立って本屋に行くことにした。

残念ながら近所の本屋だ。
私は実際のところ恐ろしいほど怠け者だと思う。
ともあれ今回の本屋は、最近出来た大きめのショッピングセンターの中に入っているやつである。
だからひとまずよしとしよう。
そんな大型のショッピングセンターには、お決まりといって良いほど催し物のステージがある。
ちょうど子供の日だったこともあって、子供向けのヒーローショーをやっていた。
歴代の戦隊ヒーローの、それも主役中の主役のレッドが5人も来ていた。
そんな純粋に、全身タイツのヒーローを信じる時代はとうにすぎてしまった私には、5人の区別が一向につかなかった。
ちょうど一昔前某有名カステラ屋さんのCMで、5匹くらいの犬だか猫だかが連なって「三時のおやつは…」と歌っていたが、ちょうどその猫だか犬だかと同じくらい、みんな同じに見えた。
けれども何事にも体当たりの子供たちは、きれいな瞳をきらきらさせながら、恐ろしく大きな声でヒーローを応援していた。
そして子供の為に一緒になってヒーローを応援する親達。
そんな彼らを横目で見ながら、ああこれは立派なレジャーである、としみじみ思った。
何といってもただだ。
実に有意義なゴールデンウィークの過ごし方である。
そう思いながら私は、残り二日をより一層だらだら過ごすために必須の本を数冊購入し、帰路についたのである。

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